マラソン大会(岳富町)

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 昭和45年初秋 鹿島中学校年中行事マラソン大会、岳富町のあたり

 

 200名以上いた中でも、かなり後ろの順位を争って(争う?いかに完走するかが精一杯だった)いた。

 走る苦しさ、辛さと、「ヒヤイ ハッハッ、ヒヤイ ハッハッ・・・」という息の音。

 孤独な走りの中でいつもやめたいと思っていた。

 

 特に、鹿島中学校にゴールする直前の常盤町の坂は、辛かった。近くの仲間と目を合わせ、言葉を交わしながら息も絶え絶えに登っていた。思い出の坂道だ。

 

 それでも、いつもどうにか完走して、グラウンドの芝生(というか、グラウンドの土の横の雑草笑)に倒れ込んでいた・・・。。

 人生の中で、嫌なこと、苦しいことも、とにかく走り続けていればいつか終わりがくることを学んだのも、この時か・・・。

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