道端のきのこ|石崎佳美

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 昭和47年前後は、鹿島小学校を背にして右側に帰っていました。

 今地図を見ましたら、小学校横の線路を渡って登下校していたようです。

 住んでいたところは、代々木町、住んでいた長屋が住む人がいなくなるとの事で、閉山後に引っ越し、わずか数ヶ月しかいなかった、緑町の新しい長屋だったと記憶してます。

 ここの住所は戸籍にありません。

  

 消防署を通り、緑町の詰所、小学校1年生の私には

「窓が高いな〜」

 と、ドアの隙間からのストーブ?が見えました。

 
 緑町の詰所を曲がりまっすぐ、まっすぐ行くと本屋さん。

 お父さんの働いていた「炭鉱労働組合」の前を通って帰りました。

 

 学校から右側に行く人は少なくて、誰かは今でも覚えてますが(笑)

 

『お前達だけー』

 

とか言われました。

 

 

そんな時、一人で雨の日の帰りに、道端に生えていたきのこを傘でブチュッと突っつくと胞子が飛び、

 

『うわぁー!毒きのこ』

 

と思ってました。

 

 次の日も傘で、きのこを潰しました。

 

 

 多分、殆ど傘で潰したと思います(笑)

 

 きのこには、ヒドイ話しです。

 


(2022年 6月30日 記)


 

思い出ばなし

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