大夕張の歌 昭和34年 礦業所選定歌

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「大夕張の歌」と「炭礦(ヤマ)に希望の花も咲く」がA面、B面のSP版のレコードから採録。

昭和34年11月に三菱礦業所選定歌としてキングレコードから限定発売された。

 

通称『大夕張音頭』『大夕張小唄』ともいわれ、炭礦全盛時代は、とてもにぎやかに唄われていた。

鹿島小学校の鼓笛隊でも、レパートリーの一つとされ、街頭行進などで盛んに演奏されていた。

このメロディーは多くの人に愛され、大人たちは酒を飲めば、よく唄い踊っていたそうである。

 

 個人的なことを言えば、この歌を大夕張に暮らした15年の間に聞いた記憶はなかった・・・というより聞いたことがあってもたぶん子どもの記憶に残っていなかったということだろうと思う。

 盆踊りでも使われたらしいが、そもそも盆踊りで踊るのが苦手な子どもだったから、参加もどれほどしていたことやら。

  

 大夕張に住んでいた人達の話題や、TVで取り上げられた番組などで、このレコードの存在を知った。

 その後、楽譜からデータを打ち込んだ。

 次に夕張市から出ていたLD(レーザーディスク覚えているだろうか?)できいた。

 そしてSP版を見つけて、78回転を再生できる蓄音機もないのに入手した。

 

 

 ようやく、昨年mp3化して、オリジナルが、自分のプレイリストに入った。

 大夕張を出てから50年、楽譜からデータ入力してから20年以上たっていた。

 

近藤保太郎 作詞

桑山真弓 作曲

山口俊郎 編曲

歌 三橋美智也

  下谷二三子

 

 

(1)シューパロに風わたり

    流れもぬるんで 春がくる

   のぼり はためく 山神祭

    祈りかしこみ 地熱の中に

   男度胸の 花が咲く

    大夕張よいとこ 炭坑の町よ

(2)朝に 夕べに

    山々 仰ぎ 夏がくる

   待ちに待った盂蘭盆の

    やぐら太鼓に心も弾む

   手拍子 そろえば気もそろう

     大夕張よいとこ 炭坑の町よ

(3)めぐる 山々

     足音しのばせ 秋がくる

   紅葉のよそおい 錦とまがう

    山のおやじも見とれる眺め

   ハイクにつりに 好シーズン

    大夕張よいとこ 炭坑の町よ

(4)八百五十の

    山を越え越え 冬がくる

  見渡す限りの 銀世界

    裸まいりで 今年も明けて

  スキーで鍛える この体

    大夕張よいとこ 炭坑の町よ

 

 

 

【踊りの振り付け】

 

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↓夕張市による別バーション

  


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