白金望郷之碑と奥鹿島分校ゆかりの碑

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 鹿島眺望公園から夕張岳に向かって伸びる白銀橋を渡り、1kmほど進むと、 左手に『白金望郷の碑』と『奥鹿島分校ゆかりの碑』が二つ並んでたっている。

 

 道路から見ると1メートルほど高くなったところに建っていて、夕張岳登山道に繋がるこの道を行く人にとっては、目に着く場所だと言っていいだろう。

  

 『白金望郷の碑』は、平成8年(1996年)11月に、『奥鹿島分校ゆかりの碑』は、昭和57年(1982年)10月に、いずれも奥鹿島分校跡地に建てられた。

 

 

 除幕式の時に写された写真を見ると、奥鹿島分校からよく見えた前岳と夕張岳の姿を背に碑が立っているのがわかる。

 

 現在奥鹿島分校跡地は、昭和52年白金航空写真と下にリンクをはったGoogleマップを重ねてみると、湖と陸地の境界に重なる位置にあるようだ。

  

 夕張岳に向かうこの道路を付け替えた時に、明石町にある『鹿島眺望公園』の対岸のここ白金に、二つの碑が移設された。

 

 奥鹿島分校跡地からは、およそ200メートル程西側の位置になるようだ。

 

 前岳・夕張岳を背に地域の歴史を伝えた二つの碑も、今は周囲を木々の梢に囲まれ静かな佇まいの中にある。

 

 

 平日の昼間、それでも一車線の道を時折夕張岳方向に向かって走る車があった。

 

   

 

 

2022年8月22日撮影

 

 

 

夕張岳に向かっていく途中左手にある

現在の鹿島白金周辺地図と碑の場所を示したもの

   

 この他に、白金の山田さんの敷地内に『牛魂の碑』があった。

 平成9年白金住宅地図には、上の二つの碑とともに、その位置がかきこまれている。

 写真も掲載されていたので、ここに載せておく。

 

 

移転後、『牛魂の碑』がどうなったのかはわからない

 

 

 

 

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