夏休みのお昼ご飯|高橋 歌子
2023-08-07
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私が子供の頃の夏休みのお昼ご飯といえば「冷麦」
あのピンクとかぐりーんとか入っているやつですね。あれでした。
なにが美味いんだか、色つきのを妹と取り合ったりしてました。
それで、毎日毎日「冷麦」
「たまには違うものが食べたいよ~」
母に訴えると
「今日は違うよ! 今日は、そ・う・め・ん」
学校があるとき、土曜日のお昼ご飯の定番と言えば
「じゃがいものふかしたの」
たまにかぼちゃも入っていました。
おやつと言えば「かんかい」とか「たらのみりん干し」とか。
南部せんべい、源氏パイ、ちょっとリッチに「ブルボンのホワイトロリータ」
母はよく「カルピス」のようなものを手作りしてくれました。
どちらかというと森永の「コーラス」に近い味でやや酸味が強かったように思います。
その飲み物は大夕張を出てからは一度も作ることはなく、大夕張の思い出の味となってしまいました。
(2001年7月11日 記)
「ひやむぎ」という言葉は、自分にとっても特別の印象があります。麺に二,三本色がついていただけなのにね。 一時、そうめん」とどう違うの?とTVで話題になったこともありました。