パチンコづくり|Kawauchi Masami
2020-09-28
2021-03-01
19012
当時、おもちゃのパチンコが、売っていました。
弾の所、ゴムの真ん中に、革見たいのが付いていて、小さい石っコロを飛ばしていました。
でも、ゴムが輪ゴムを切った様な貧弱なものでした。
子どもの頃、パチンコ も、自分達で作りました。
形は山という時の真ん中の長い 棒を下に向けた形。両方の山の字の短い棒の先を丸めて、むしゴムの 端と端を縛っていました。私達のはゴムが自転車のむしゴムですから強力でした。ただ、真ん中に革が付いていないので、U字形に曲げた針金で作った弾しか、飛ばせませんでした。
パチンコ の台は、伊藤金物店で、ちよっと忘れましたが、30番だったか8番の番号で、30cm位の長さのものを買ってきます。
太いゴムは、吉井薬局へ行って、自転車のむしゴムを、切り売りしてるやつを20cmぐらい、買ってきます。
弾は、魚屋さんに行って、魚箱に付いてる針金を、ペンチで切ってきて、2cmに小間切れにします。
それを1cm位、ペンチで折り曲げて、作りました。
これで屋根にいる、スズメやカラスを、狙いました。 残念ながら、1度も、当たった事が有りませんでした。
(2020年9月25日 記)
(筆者紹介)
昭和29年6月生まれ。三男として 南清水沢で生まれ、2歳の時、緑町に、のち春日町で18歳まで大夕張で暮らす。昭和48年、一時大阪へ転出するが、昭和50年帰郷、南大夕張鉱業所ヘ就職し、平成2年3月の閉山まで勤務