写真 屋根の雪 その昔、吉井薬局となりのだるま食堂だった建物。 隣の建物とともに最後まで駅前に残った。 2002年冬 誰も居なくなった大夕張で、名残を残していた。 ドカ雪の翌日、トタン張りの屋根に積る雪が暖気にとけ、つららを伝った水が軒先にしたたる。 それでも春はまだ遠い。 2002年(平成14年… 続きを読む
写真 12月初冬の眺望公園 ふるさと大夕張の碑 2024年12月5日、午前中に千歳に行く用事があり出かけた。 千歳から見る夕張岳方面は、山の姿は見えないものの青空も垣間見えた。 その青空に惹かれるように夕張を回って帰った。 途中、清水沢の読売新聞に立ち寄り、本当にお久しぶりに高橋さんにお会いすることができた。 たぶん、高橋さんは自分のこ… 続きを読む
写真 沈んだ泉町 秋の宝沢(泉町)そして『湖風葬』と同じ日に撮影した別の一コマ。 移りゆく秋の日差しに、地表に雲が微妙な影を落とす。 場所はおわかりだろうか。 左手前の道跡は、鹿島小学校の裏手の道。小学校6年生の時には、理科の授業で宝沢の地層や崖の観察にこの道を山の方に上がっていったような記憶がある。 鹿島小学校… 続きを読む
写真 1997年の街歩き 炭山駅前の沢(溜池) 砿業所ゲート下、大夕張炭山駅前の下にあった沢。 小石を敷き詰めたような川原に、幾筋にも流れる水の流れ・・・ 子どもの頃の虫取りや水遊びについて以前書いたが、実は、もう一つこの沢には思い出がある。 まだ小学校入学前だったころ、千年町に当時はまだ親戚のいとこが住んでいた。 自分も富士見町6丁… 続きを読む
写真 1997年の街歩き 富士見町6丁目坂の上から炭山駅方面 2 この写真も前回と同じく、2003年(平成15年)の写真。 ほとんど同じ場所ではあるが、下の景色がもう少しはっきりと写っている。 左手炭山駅駅前方面。 向こうの舗装道路は、官行方面に行く道。 手前に写る土の道は駅前から続いていた道。坂をおりるとこの道にでる。 そして、これらの二つの道の間を線路が走… 続きを読む
絵画 2024年9月27日 若菜 小倉屋 大夕張からの帰り若菜の小倉屋に寄った。 もう20年以上前から時々寄ったことのある有名なぱんぢゅう屋さんだ。 子どもの頃は、大夕張から清水沢でバスに乗り換え、夕鉄バスで、夕張本町や、若菜のターミナルから乗り換えて栗山行に乗った。 その通り道だ。 大夕張を出て、車で故郷に帰るようになってから… 続きを読む
絵画 2024年9月27日 シューパロ湖 スケッチ 先日の2024年9月27日の話。 一緒に行った友人がシューパロ湖畔でスケッチ帖を取り出し、写生をし始めた。 高校時代、彼は、選択科目で『書道』を選択し、自分は、『美術』を選んだ。 そんな友人だ。 下絵を手早く描き、携帯用の水彩絵の具を取り出しさっとと色を付けた。 ものの10分ほど… 続きを読む
写真 2024年9月27日 シューパロ湖畔 秋の空 雨が降り、白い雲が出ては去り、晴れ間がのぞいた。 紅葉前の秋の山、そして秋の気まぐれな青空。 何を撮ったかではなく、どこで撮ったかということで・・・・ 場所は、富士見橋・・・かつての白銀橋の入り口の南側、明石町番外地。 … 続きを読む
写真 2024年9月27日 白雲垂れ込めるシューパロ湖 低く湖面までも届きそうな白い雲。 東と西の山を覆う雲が降りてきて、大夕張の街全体を覆い、白くなるこんな日もあった。 ダム管理所から 場所はかつての大夕張ダムが沈む『ダニ峠』のあたり … 続きを読む
写真 2024年9月27日 シューパロ湖 その2 友人と行ったシューパロ湖行き。 湖畔の道路からの対岸は、雲の切れ間から太陽の光がそそぎ、微妙な光と影のコントラストができていた。 「大夕張の雲は低く垂れ込め、うっとうしくて嫌いだ」 そう小さい頃から思っていた。 夕張岳が見えないこんな日もいいものだ、そぼ降る小雨が止み、一瞬そう思わせてくれた… 続きを読む
写真 2024年9月27日 シューパロ湖 友人と、この日シューパロ湖に行くことになっていた。 9時に札幌市の自宅を出発。 途中、ものすごい雨が降っていたが、シューパロ湖につくと雨は小雨になり、時折晴れ間ものぞいた。 前夜から降った雨で川は茶色く濁っていたが、湖の水は綺麗に輝いていた。 あいにくというか、当然夕張岳は雲の中 … 続きを読む
写真 春と夕張岳 『ふるさと大夕張(1丁目1番地)』の2000年頃の写真掲示版への投稿から。 かつて大夕張炭山駅があったあたりから、道路向こうの残雪の夕張岳を撮ったものと思われる。 花を咲かせているのも桜の木だろうか。 このころ、5月中旬になると一斉に花が咲き出していたことを思い出す。 … 続きを読む
写真 残雪の夕張岳 2024年4月24日。札幌で桜が満開になったと発表された。 平年より12日はやく、統計開始以来2番目に早い満開だという。 体感的にもずいぶん早いと感じる。 2020年のゴールデンウィーク最中の5月6日。 夕張市内を車で走ると桜が満開だった。 かつての鹿島小学校前玄関のあたり。 こ… 続きを読む
写真 青の三弦橋 ダムに沈むと聞いて、大勢の人たちが大夕張を訪れていた平成の頃、そんな時期にとられた一枚。 この写真をとったカメラが好きな昭和17年生まれの叔父もそんな人々の一人だ。 夜の闇が開けようとしているのか、これから漆黒の闇が訪れようとしているのか、その間の世界で、三弦橋が周囲の風景に文字… 続きを読む
写真 曇天の湖畔 森林鉄道橋 シューパロ湖畔から二号橋。 三弦橋よりにあった『短い』ほうのトラス形をした森林鉄道橋。 終日雲に覆われた冬の日、穏やかで静寂に包まれたモノトーンの世界となった。 2005年1月撮影 以下は同じ日に撮影した。 https://ooyubari.com/2020/08/12/syu… 続きを読む
写真 宝沢 晩秋 2001 そのむかし、宝沢は沢を埋め立て暗渠となり、その上に緑町と千年町を結ぶ道路を通した。 昭和7年の秋から翌昭和8年の1月にかけてのことだった。 戦後、そこにできた商店街と、新しく与えられた岳富という町のなまえ。 すでに町はなく、舗装された道路だけが宝沢の窪地に緩やかな弧を描き残っていた。… 続きを読む
写真 秋のシューパロ湖と夕張岳 夕張岳の麓の景色は、人間の手により三度その様相を変えた。 大夕張炭砿北部開闢以来のシューパロ川の蛇行により生み出された峡谷に刻まれた谷と台地の時代。 昭和30年代の大夕張ダム建設によりできた、深い谷の隙間を水面(みなも)が埋めたシューパロ湖の時代。 そして今、平成の巨大なダムが、谷も… 続きを読む