鹿の島

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 今朝、テレビの某モーニングショーという番組で北海道のエゾシカが人の住む地域に出没し、鉄道や車の通行にも被害を与えているというようなことを伝えていた。

 自分が住む地域ではあまり見ないが、それでも数年前だが、一度学校のグラウンドで鹿が出没し、通報を受けた警察と捕り物になった出来事があった。おそらく川伝いに山からやってきて紛れこんだのだろうという話だった。

 

2003年8月23日 鹿島小学校グラウンドにて撮影

 

 

 2003年の鹿島小学校のグラウンド。

 この頃は、人のいなくなった大夕張には、鹿が出ているというもっぱらの『噂』だった。

 

 

 この写真、別に鹿を撮影に行ったわけではない。

 

 ある用事があって、三笠方面に行く途中、鹿島小学校のグラウンドにたまたま寄ってみた。

 

 すると噂どおり、そこには我が物顔で闊歩している10頭近くの鹿の群れがいた。

 

 鹿島小学校のグラウンドに立ち入った自分は、闖入者を見つめる不思議そうな鹿たちの視線にさらされたような気がした。

    

 『自然に還った』 人のいなくなった大夕張が本当に自然の手に委ねられた・・・そんな実感がしたものだった。

 当時も、その昔も鹿島小学校のグランドは、神社山への参道の入り口となっていて、山と繋がっていた。

  

 

 今は、旧鹿島小学校グラウンド跡は、付け替えられた道路で山と切り離されている。

 

 山からグラウンド跡に行くには、道路を横断しなければいくことはできない。

 

 鹿たちは、今も姿を見せているのだろうか。

 

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