大夕張の鳥たち

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先日、石崎さんのシマエナガの話を読んで、そういえば数年前からよくその名を聞くようになって、かわいらしい姿がデフォルメされて各種グッズになって販売されていたことを思い出した。

白く丸くて、尾がすらりと伸びた姿は美しく、特に正面からの姿は愛らしい。

大夕張にもいたんだろうなあ、とあらためて思った。

 

 

シマエナガの鳴き声

  

 

 大夕張にいた鳥たちには、どんな種類の鳥たちがいただろうか。

 それを調べて記録に残してくれた人たちがいる。

 

 三菱大夕張炭砿が閉山して5年経って久々湊昭三先生が編集責任で発行された『鹿島のあゆみ』の中に、鹿島の自然として、動植物の名前が調査掲載されていた。

  

 調べ上げられたその労力と、時を経て目にすることのできる幸せに感謝したい。

 

 『鹿島のあゆみ』には『鳥類』として、

 ・アオシ ・アオバト ・ウグイス ・ウソ ・エゾライチョウ ・カケス ・カッコウ ・カラス ・カワラヒワ ・キビタキ ・コガラ ・コマドリ ・シジュウガラ ・ツグミ ・ヒガラ ・ヒワ ・フクロウ ・ブッポウソー ・ホホジロ ・ミソサザイ ・ミミズク ・ムクドリ ・メジロ ・モズ ・ヤマガラ ・ヤマバト ・ヨシギリ

(以上27種 50音順)

 

上の鳥の名前が掲載されている。

 

もちろん掲載されたこれら以外にもいたことだろう。

 

住民が移転する1997年に発行された『大夕張 鹿島で暮らした日々』の中には、夕張山麓に住む鳥として、その他にも、

(森林)

・オオルリ ・ニュウナイスズメ

(草原)

・ヒバリ ・トビ

(河川)

・カワセミ ・ヤマセミ ・カワゲラ

などの名があげられ、貴重種として天然記念物のクマゲラや、オオジシギの名があがる。

 

 

 

大夕張で見られたという鳥の名前を羅列したが、どれか目にして、「ああ、いいたなあ」と思い出す人もいると思う。

なにがしかの『音の記憶』が浮かんだ人もいるかも知れない。

 

 

暑い夏の日、くり返し聞こえたカッコウの鳴き声、

林業作業のチェーンソーに混じって聞こえる、木を叩くキツツキ、

眠れぬ夜に遠く窓の外から聞こえてきたホッホーの不気味な鳴き声

夕方、鹿島小学校のグラウンドで遊んでいたときに、イタヤカエデの木から飛び立つ小鳥の羽音

  

・・・自分は、そんな記憶というか、シチュエーションが浮かんできた。

 

  

  

 

我ながら、大夕張の鳥!といって具体手な姿を思いうかべることができたのは、カラスとスズメの姿だった(笑)。

 

カラスを大夕張の特別天然記念物として、『エゾクロコクチョウ』と呼んでいたお茶目なH氏もいた(もちろん冗談でです)

 

 

カラスやスズメは、人間と生活圏を共有しているという。

 

 

だから、大夕張から住む人がいなくなって早々にカラスとスズメもどこかに引っ越ししていっただろう。

 

今はダムの水辺に鳥たちが引っ越してきて、新しい住民(鳥?)でにぎわっているのかもしれない。

 

 

大夕張の鳥について紹介したけれど、『鹿島のあゆみ』には、その他の動物たちについても掲載されている。

いつか紹介したいと思う。

 


備忘録

 

 

 

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