鹿島橋 2001年秋

18095

 30分以上をかけて毎日歩いた通学路。

「中学校前」行の三菱バスが走るこの橋を、何度往復して渡ったことだろう。

 

橋を渡った先の常盤町はすでに山に還り、こちら側の千年町も人々はすでに立ち退いた2001年。

 

秋雨に湿った道路には、バスのタイヤの跡ではなく、故郷を偲んで訪れる人々の車のタイヤ跡。

鹿島橋の向かって左となりには昭和30年なかばに付け替えられた鹿島橋の基礎がみえる。

 

当時は何も気が付かなかったが、こうして振り替えってみると、本来まっすぐ橋に続く道路が途中で曲がって鹿島橋に入っている。

かけ替えられたせいだったのだろう。

 

 

 

 

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