子供用自転車が普及し始めた頃 | Kawauchi Masami
子供の頃の 遊びですが10〜15年毎に 調べると 随分 違うと思います。
私は4つ上の兄がいますが、「三輪車」持っていませんでした。
昭和37年ごろ、「子供用自転車」が無かったと思います。
その頃は、お父さん方の「黒いゴッツイ自転車」で、家の母親は自転車に、乗れませんでしたし、他のお母さん達も、自転車で買い物に使っていた記憶が有りません。
その頃、お父さん達が、会社から帰って来ると、お父さんの自転車を出して、よく「三角乗り」をしました。今思うと よく三角乗りで 自転車に乗れる様に なったな〜と思います。
昭和38年には、「子供用自転車」が出始めました。とても、羨ましかったの覚えています。
当然、私も親に「買って」と言いましたが、38〜39年頃、まだまだ自転車は高価なもので、なかなか買ってもらえません。2年間買ってもらえませんでした。
当時、自転車の無い家が、結構有りました。 私が自転車買ってもらったのは、昭和40年でした。 岳富町に有った「武田自転車」が、緑町の生協で自転車を販売していて、私は『ナショナル24インチ』の自転車を買って貰いました。
当時、自転車の持っていない友達も多く、「自転車 貸して〜」って来てました。
それから、2〜3年したら、ほとんどの友達が、自転車持っていましたね。中には、5段切り替えの自転車も、出て来ました。
こうなると、世の中の進み方が激しく、1年後には、『15段切り替え』とか、ウィンカー付きの自転車も、有りました。
まだウィンカーは、別売りでした。 これは、私の時代で、前後の5〜10年間の世代は、また全然違うんだろうね。
(2021年3月14日 記)
(筆者紹介)
昭和29年6月生まれ。三男として 南清水沢で生まれ、2歳の時、緑町に、のち春日町で18歳まで大夕張で暮らす。一時、大阪へ、昭和51年南大夕張鉱業所ヘ就職し、平成2年3月の閉山まで勤務。