大夕張炭山若葉坑々務所付近 其の一

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『大夕張炭山』の絵葉書(小紙商店発行)

 明治大正期の頃の大夕張炭山。

 

 どういうまとまりで発行されていたのかわからないが、今でも古書店などでは、バラ売りで売っているのを時々見かける。

 自分が入手したのは、20年程前だが、『近江堂発行(つるや)』の記載がある夕張炭山のシリーズとセットになっていた。

  

 

 その中で、次の五枚がひとまとまりのようだ。

 

 大夕張炭山若葉坑々務所付近 其ノ一 (本記事)

 大夕張炭山事務所前ヨリ選炭場ノ遠望 其ノ二

 大夕張炭山の全景 其ノ三

 大夕張炭山若葉坑全景 其ノ四

 大夕張炭山金ヶ淵眞景 其ノ五

 

 

 明治39年(1906年)京都合資会社が一帯の開発に着手。

 若葉坑は、明治44年に開坑。

 その後三菱が経営するところとなり、昭和4年の北部移転まで稼働した。

 

大夕張炭山若葉坑々務所付近 其ノ一

 山影静子さんの『夕張岳のふもとで生きた人々』という著作の中に、若葉坑の坑口から南大夕張駅まで伸びるエンドレス(輪車路)の跡にそってできた人道を、南部小学校から若葉まで登っていく『若葉探訪』の項がある。

 いつか紹介したい。

 

 

当時(明治45年)の頃の大夕張炭山概況は次の新聞記事から↓

 

『大夕張年表』での『明治44年』の項↓

 

 

三菱が大夕張炭坑を買収した頃のことについて↓

 

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