大夕張炭山若葉坑々務所付近 其の一
2022-07-13
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『大夕張炭山』の絵葉書(小紙商店発行)
明治大正期の頃の大夕張炭山。
どういうまとまりで発行されていたのかわからないが、今でも古書店などでは、バラ売りで売っているのを時々見かける。
自分が入手したのは、20年程前だが、『近江堂発行(つるや)』の記載がある夕張炭山のシリーズとセットになっていた。
その中で、次の五枚がひとまとまりのようだ。
大夕張炭山若葉坑々務所付近 其ノ一 (本記事)
大夕張炭山事務所前ヨリ選炭場ノ遠望 其ノ二
大夕張炭山の全景 其ノ三
大夕張炭山若葉坑全景 其ノ四
大夕張炭山金ヶ淵眞景 其ノ五
明治39年(1906年)京都合資会社が一帯の開発に着手。
若葉坑は、明治44年に開坑。
その後三菱が経営するところとなり、昭和4年の北部移転まで稼働した。
山影静子さんの『夕張岳のふもとで生きた人々』という著作の中に、若葉坑の坑口から南大夕張駅まで伸びるエンドレス(輪車路)の跡にそってできた人道を、南部小学校から若葉まで登っていく『若葉探訪』の項がある。
いつか紹介したい。
当時(明治45年)の頃の大夕張炭山概況は次の新聞記事から↓
『大夕張年表』での『明治44年』の項↓
三菱が大夕張炭坑を買収した頃のことについて↓