大夕張炭山事務所前より選炭機の遠望 其の二
2022-07-29
2022-07-30
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『大夕張炭山』の絵葉書(小紙商店発行)
明治大正期の大夕張炭山。
『事務所前より選炭機の遠望』がうつっている。
手前の建物が、大夕張炭山事務所で、その奥が選炭場ということだろう。
手前に線路の一部が見え、蒸気機関車の上げる噴煙の一部が画面右端に映り込んでいる。
場所は、旧南大夕張駅(二股停車場)付近、現在、三菱大夕張鉄道保存車両のおかれている場所周辺である。
同じ場所から撮影されたと思われる写真が、大正7年(1918年)発行の『夕張』に掲載されている。(下のリンク参照)
明治39年(1906年)『大夕張炭坑株式会社』は京都合資会社が一帯の開発に着手し、その後三菱鉱業が経営するところとなった。
南部では、昭和4年の北部移転まで稼働した。
だんだん掲載ページが多くなってきて、関係のページを自分でも探すのに手間取るようになってきた・・・。
検索してもなかな搾りきれない。
なので、やや煩雑になりますが、リンクを以下に貼っておきます。
前回の記事、同じ『大夕張炭山』絵葉書
明治45年頃に撮影されたという当時の二股停車場(南大夕張)。
後ろに選炭機が見える。
『夕張』(大正7年小林近江堂発行)に掲載されている写真。