テレビホームドラマ〘 パパ大好き 〙 | 高橋正朝  #166

97387

 

 先日、無料のユーチューブ配布の映画を見終わって、別な映画を見ようとしたら、〘 パパ大好き 〙が出てきた。 

  

 これは、私が鹿島中学校1年生のときから2年間テレビ放送されたホームドラマだ。

 ネットでチェックしたら、1961年5月から1963年6月までフジテレビ系列で放送されたとでている。

 大夕張での放送は、HBC だったのか STV だったのか、放送局までは覚えていない。 数十話を見ているので、多分、日曜日の朝の放送だったように思う。 

  

  

 当時、大夕張で視聴できたアメリカのホームドラマのなかでは、私は、これが1番好きだった。

    

 数年前にも、やはり同シリーズをユーチューブで20話ぐらい見ていたが、そのうちの10話は、4K の編集だったので、画面の解像度は大変良かった。 それ以外は、解像度は240p もしくは 360p だったので、あまり良くはなかった。

   

 しかし、同じ解像度の数字でも、スマホの画面で見ると、画像が良いのもあれば悪いのもある。 これは、〘 パパ大好き 〙に限らず、他の動画でも同様だ。 私は、パソコンやスマホについてはド素人なので理由は知らない。

   

 その4K の10話は画像の解像度が良いので早速取り込んだが、2ケ月ぐらいしたら、削除されていた。

 ママあることなので驚くことではないが ••••••。

 

     

 今回、その4K の10話が復活しているかな?と思ってチェックしてみたが、でてこなかった。

    

 この〘 パパ大好き 〙の日本語吹き替え版ドラマは、百話はあるはずだが、鹿島中学校時代に見たうちの、2話のそれぞれの一部分の記憶があり、前回、20話ぐらい見たときも、その2話が出てくるのを期待したのだが、そのときは見つからなかった。

    

 今回、その1話が出てきた。

 ただし、画面の解像度は良くない。 144p もしくは 360p である。

   

 〘 パパ大好き 〙を視聴した人はご存知だが、このテレビドラマを見てなかった人のために、その家族構成を説明すると、

 

父親••••••航空関係のエンジニア。 

長男••••••番組初期のころは高校生だったように思う。   

次男••••••高校生。  

三男••••••小学生。  

祖父••••••子どもたちの母親はすでに死去し、その母親の父が掃除洗濯料理をしているという設定。

   

 その1話の粗筋は、長男が連れてきた彼女が、父親に一目惚れしてしまう。 しかも、その彼女は積極的で、ちょっとした言葉尻を捕まえて、自分の都合の良いほうに捻じ曲げて解釈し、いけ図々しくどんどん家に入り込んで、父親との距離を縮めようとする。

   

 兎にも角にもその彼女の件が落着したところで、長男の友人の男が、長男の家に、その友人の彼女と訪れたら、その彼女が父親に一目惚れしてしまう、という場面で、その1話が修了した。

 

 その続きの話しはドラマ化されていない。 多分、娘たちが、フレッド・マクマレイ扮する父親に一目惚れするストーリーは、余韻を残してこれ1回で終了のようだ。

  

 女性それぞれが、父親を見つめるとき、ポヨヨ〜ンと効果音がはいる。

 

 その場にいる2人の弟と義父は、シラケ鳥を見る目つきで、その光景を眺めている。 父親を見つめるそれぞれのうら若き娘の情熱的な瞳は、今なら、さぞかし、CG でハートマークを書き込むかもしれない。

  

 この〘 パパ大好き 〙の番組では、父親役のフレッド・マクマレイだけがスターである。 映画でも数本主演している。 このテレビドラマでも、回によって、モテる場面がいくつかある。

    

 連続ドラマをユーチューブに投稿した場合、人により、その回の表示が違ってくる。 放送した年月日を表示するケースもある。 

   

 上記の粗筋の話しが入った動画は、以下のとおり。

    

 my  three  sons  full  episodes, season  2  episode  3,  youtube

   

 と書き込んで検索するとでてくる。

 繰り返すが、現時点( 2023年10月15日 )での件の画面の解像度は良くない。

 

    

 もう1話は、父親役のフレッド・マクマレイが、中国系アメリカ人の家に行き、仕事の話をしていると、突然、中国系アメリカ人の奥さんがダンナのヒザに横座りし、中国語で話し始めた。

 技術者同士の話がチンプンカンプンなので、それで、わざとそういう行動にでた、という挿話だった。

    

この挿話の動画は、まだ見つけていない。

    

 次男 Robbie 役は、Don Grady という人物で、彼は、〘 Ma Barker’s Killer Brood 〙というギャング映画に出演している。

 

 母親に、小さいうちからギャング稼業になるよう育てられた4人兄弟の少年時代の長男役で、〘 パパ大好き 〙のテレビドラマシリーズに出演する直前のようだ。

 母親が、マシンガンをぶっ放したり、手榴弾を投げつけたり、犯罪の是非は抜きにして、見てるぶんには痛快だ。 無料ユーチューブで見れる。 この映画のオリジナルはモノクロだが、今回チェックしてみたら、モノクロに着色した版がでてきた。

  

 これは、実話に肉付けしたストーリーのようで、テレビドラマシリーズ、〘 Untouchable 〙の第2話の内容も、同じ素材だ。

 実話を下敷きにしてるといっても、虚実綯い交ぜだろう。

    

untouchable, ma barker and her sons, 1st season ep 2

 

と書き込んで検索すると、すぐに出てくる。

   

 〘 アンタッチャブル 〙のテレビドラマは、Robert  Stack  を主役にした、FBI とギャングの闘いのドラマで、少年たちに人気があった。

 少女たちに人気があったかどうかは知らない。 私が鹿島東小学校の5年生のころに放送されていたが、私が見たのは、数回だけだった。 同じ時間帯の別な番組を見ていたわけだが、それは何だったか少しも覚えていない。

    

 日本語字幕については、画面の右肩の歯車マークをタップすると、数行の箇条書がでてくる。 重要なのは、 

  

画像と字幕

   

画像・( 自動???p )

 

  

( )内の数字は解像度を表し、何もしなければ、画像の解像度は自動的にその数字

 

 

字幕

 

これをタップすると、次の3行が表れる。

   

字幕をオフにする   

 

英語( 自動生成 )

    

自動翻訳

 

   

 自動翻訳をタップすると、普通は、日本語を含んだ十数カ国の言語がでてくる。 日本語をタップすると、日本語字幕が表示される。

   

 ユーチューブの映画の画像と字幕のことは、以前言及したことがあったが、マレに、中国語や韓国語が表示されていても、日本語がないケースもある。

 

 そのときは、チョッピリ腹立たしい ••••••。

(2023年10月14日 記)

 


 

(筆者略歴)   

 昭和23年11月に明石町生まれ。鹿島東小学校から鹿島中学校に進み、夕張工業高校の1年の3学期に札幌に一家で転住。以後、仕事の関係で海外で長く生活。現在は、タイ、バンコクで暮らす。

メール宛先:taka-jp@outlook.com  (メール宛先変更になりました)

  


 

3件のコメント

  • 私は1949年生まれ。
    当時、私にとってのダントツTV番組(アメリカ作品)はミステリーゾーン。
    フシギナモノガタリガフシギデハナクナルセカイ クウソウノチカラニヨッテノミシルコトノデキルナゾノセカイ・・・
    ナレーションも導入部の音楽も耳から離れません。死ぬときまで運べそう。
    (^^)/

    • 『ミステリーゾーン』
      子ども心に怖かった印象がのこります。
      たぶん、その『怖さ』で、あのナレーションの声と導入部の音楽が記憶にしみこんだと思います。
       

      マンハッタントランスファーというジャズコーラスグループが『トワイライトゾーン』という原題で、1980年頃ヒットさせた時が、自分にとって二度目の出会いでした。
       
      junさんの書き込みで久しぶりになつかしく思い出しました。
       
      原題が、『Twilight Tone』というのは、今回知りました、というか『ミステリーゾーン』というタイトルと初めて繋がりました。
       

  • 1961年から放送されたという『パパ大好き』
    自分は当時5歳、題名がボンヤリとあるくらいでリアルタイムで見た記憶はない。
    アメリカ産のホームドラマで当時、毎週見ていて、今も鮮明に記憶に残るのが1966年(昭和41年)から日本で放送された、
     
    『奥様は魔女』
     
    だ。
    放送時期は、自分が小学校高学年から中学校時代とかさなる。
     
    キュートなサマンサと、ハンサムだがちょっと間が抜けたところのあるダーリンが、繰り広げるコメディ。

    テンポのあるストーリーと、主人公たちの表情豊かなやり取りが面白く、毎回爆笑だった。
     
    曜日は忘れたが、多分夕食時の前後の時間帯で放送されていたと思う。
     
    昭和39年から始まったドラマだったが、昭和45年頃、ダーリン役の俳優が交代した。
    TVシリーズは続いていたが、中学校を卒業するこの頃から、見なくなった。
     

    今も人気があるようで、DVDや配信で販売されている。
     
    当時『白黒テレビ』で見ていた番組も見事にカラー化されている。
     
    ソニーピクチャーズの公式チャンネルには、販売促進のためのPR動画が掲載されている。

    短い5分間の動画だが、当時のことを思い出しながらやっぱり笑いの連続だった。
      
      
     

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アップロードファイルの最大サイズ: 5 MB。 画像, 音声, 動画, 文書, スプレッドシート, 対話型, テキスト, アーカイブ, コード, その他 をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ