玄関ホールから階段を上がって2階、3階の教室に。 昭和33年にできたこの校舎で過ごしたことのある方には、木造校舎の薄暗い廊下と階段にくらべて明るい手すりのついたこの階段は、きっと忘れられない階段でしょう。 1階ホールから2階へと続く階段
この建物で学んだ期間はそれ以前の木造校舎より長いのだけど、何故か旧校舎の方が懐かしく思い出せる。
旧校舎で傑作だったのは外壁の羽目板の節穴。かなりの確率で雀の巣になっていて、
二階の廊下を歩くとそこかしこからヒナの声が聞こえた。鳴いているあたりの板を叩いて脅すなどの意地悪をした。
冬は、廊下掃除のとき、雪をぶちまけてゴミやほこりを吸着させ、手早く掃き集めたりしたのが懐かしい。
靴袋を振り回して窓ガラスを割ったことが立て続けにあって、担任に叱られた。学習能力がなかったようだ。
新校舎になってからは静かで明るく温かく、都会的。ボロだったからこその楽しみ(?)はなくなった。
新校舎の階段は、供用されてからびっくり。ドンドン言わないし、実際の倍くらいの広さに感じたものです。