昭和52年8月。栄町1丁目20-13。 山間のにぎやかだった頃の街に住んでいても、雨がふったこんな日は、手がとどきそうなくらいに低く雲がかかり、なんとなくもの憂げで悲しく、陰気な気分にさせられる・・・。この写真を見て、子どもの頃に感じた気分、ふと思いだしました。
閉山の年までここに住んでいました。こんなに寂れた感じだったんですね。
後に同級生のご家族が住まわれたと伺いました。
カメラのレンズにも雨のしずくがついた跡が・・・。
それが、いっそう寂寥感を深めますね。
撮影者の思いが伝わったのでしょうか。