三菱バスの運転手さんと車掌さん
2020-11-22
2022-03-30
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昭和40年頃
後部座席に座る運転手さんと車掌さん。運転手さんは鞄でしょうか、大事そうにかかえています。車掌さんは、『三菱』と文字の入った腕章をしています。
うっとり 【飯田雅人】(2020年11月21日)
子どもの頃の夢として、男子のなりたい職業として上位にくるのが、『バスの運転手さん』だそうで、ご多分に漏れず、私もそうでした。
男の車掌さんは、大夕張では見られず、職業としては考えませんでしたが、車掌さんが切符の束をさばく手際の巧みさ、後退時、笛一つでバスを誘導していく鮮やかさ、自分にとっていつも憧れのまなざしで見つめていました。
うっとりみていたのは、運転手さん、車掌さんだけではありません。
バスは、今の角形が主流の車体と違って、当時は丸みをおびたていました。
その車体を横から見ると、後ろにかけてなだらかに曲線を描き、窓もそれに沿って小さくなっていく・・・・、その形は、うっとりするような魅惑的な形に思えたのでした。
逆さ眼鏡のような2つの窓この形状の窓を見ると、当時大好きだった『鉄人28号』の漫画に出てくるロボットたち、鉄人をはじめ、そこに出てくるブラックオックスや、ギルバートの目を思わせ、わくわくした気分になるのでした。