弥生町の小熊

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昭和36年 弥生町にて

白黒写真に着色した画像

 

父と小熊の思い出 【成松泰彦】 1999年9月8日

 写真は昭和36年頃です。

 この頃は大夕張近郊の山に毎年雪解けになると必ず羆(ひぐま)が出没し、その駆除にと、父の所に連絡が入ったものです。

 

 連絡が入ると、夜中でも出かけていった記憶があります。

 そして射止めて来ました。

 

 ひぐまの習性、習慣、縄張りを良く知り尽くしていたからだと言っていました。

 

 子連れの羆は非常に危険です。

 小熊には可愛そうですが、人畜に被害があってはなりません。 母熊を射止め何頭かの小熊を連れ帰ってきたものです。

 我が家でもしばらく飼育していたこともありました。

 何頭かは登別の熊牧場に。

 そして写真の小熊はシューパロ湖の『湖畔亭』で飼われました。


 


成松さんの家の小熊  【すっちゃん】


 この写真を見る度懐かしさが込み上げてきます。


 この頃は私は4丁目に住み、代って甥の家族が隣の2舎にいましたが、同じ家族なので、殆ど毎日2舎に行っていました。

 

 小熊も一緒に遊びましたし、また、4丁目の家に連れてったことも記憶しています。

 

 成松さん家族とも交流があり、おじさんの顔も懐かしいです。

 
 此処で幼稚園から10才まで過ごしたので、私の原点とも言える場所に、一時でも帰る事ができ、本当に感謝です。

 3舎にいたなおみチャン元気かなあ。

 
 1舎の実君や久美子ちゃんも。


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