快い響き|池田憲治
2021-08-18
11998
”大夕張”(おおゆうばり) それは私のように遠く離れている者には、すごく快い響きの単語です。
私は、樺太真岡の鉄道官舎で生まれました。
「九人の乙女」の内の一人伊藤千枝は親類です。
今、私は愛知に住んでいますが、近くに住んでいる叔母は、私の家族と共に移転するまでは、樺太真岡の郵便局に勤めていたので、死んだ人たちと一緒の写真をみたことがあります。
開拓の吉田さんの娘さんが「九人の乙女の一人」だったと聞いて、大夕張での不思議な縁を感じます。
終戦後(小学3年)に大夕張に移り住み、鹿中7期の卒業です。
昨年は中学校が閉校になり、今年は小学校と続き本当に淋しい限りです。
ついでに閉校記念誌の申し込み忘れを思い出してしまいました。
従兄弟に池田忍。兄の二郎、その上の兄も、もちろん従兄弟になるが、池田守と云って東小の教員でした。
鹿島中学校第7期卒業生。
310人余の卒業生です。
現在住所が判っているのは、230人。うち8人が亡くなられております。
今週の20日にも永眠され、寂しいです。
我々の同期会は、3年から5年の間に、全国持ち回りでやります。
今年(1998年)の10月に同期会があります。幹事は千葉県ですが、交通の便で会場は横浜です。
いつもオプションに1日観光が入り、2泊でやります。幹事は一年前から名簿調べなどの準備をやりはじめます。
約70人から110人が集まりわいわい、がやがやと大騒ぎ楽しみです。
(1998年 1月記)