昭和30年代 保養所
2021-08-21
11323
大夕張駅前,緑町にあった建物。
鉱業所の保養施設。薬湯・紫外線浴室サンルーム(太陽燈室)などが備えられ、従業員の病後の回復・健康増進のための施設。
付属して温室などの建物もあった。
保養所 【泊川俊徳】
昔、大夕張駅前に、薬風呂が有りました。
閉山当時は残っていたか 分かりませんが、小学校に通っていた頃、代々木町に住んでいまして、学校の行き帰りには、必ず薬風呂の裏道を通り帰りました。
薬風呂の裏に、何が有ったかと言うと、風呂の余熱を利用した温室が有ったのです。
当時、ガラス張りで、雪が降っても大丈夫だったようです。
子供の頃、結構、大きな温室に見えました。
氷点下の冬でも、珍しい熱帯植物の大きな葉、花。バナナが、最も珍しい植物でした。
真冬にバナナの実が成る、氷点下の熱帯です。
今思えば懐かしいです。