『熊撃ち』の写真 後日譚
2021-10-09
2021-10-11
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以前、『熊撃ち』と題する鹿島小学校の郷土室にあった古い一枚の写真を掲載した。
(その写真は、上のリンクから見ることができる。 また、この記事の一番下にもカラー化した写真を載せた。)
その後、『思い出の記』のコーナーを始め、各ページの投稿で、みなさんご存じのKawauchiさんからメールが来た。そこに写るハンターは、実はKawauchiさんの親戚だという。
左に写る老人が、お祖父さん、右の片膝をついている若者が叔父さんなのだそうだ。
メールには、Kawauchiさんのお兄さんが保管していたという写真が添付されていた。
精悍な顔つきの老人は、まさに『熊撃ち』の写真の人物と一致するではないか。
Kawauchiさんによると、この人物は、戦後、パンケモユーパロ川沿いの下夕張・旭ヶ丘地区に入植し、開拓に努めたが、昭和30年代に、大夕張ダムの完成による水没で土地を離れ、その後の詳細は不明だそう。
Kawauchiさんのお父さんは、戦地からの帰還後、しばらくお祖父さんとともに、下夕張で働いていたそうだ。
詳しい話は、Kawauchiさんの話にふれられているので、そちらをご覧ください。
↓「下夕張 旭ヶ丘」の言葉で検索すると、出てくる。
下にリンクをはったので、クリックするとみることができます。
それにしても、今は無い鹿島小の郷土室の、古い一枚の写真が、こうして現代の私たちに意味をもたらしたことには驚いた。