函渕

41361

 昭和30年頃。

 この場所は、後年、大夕張ダムが作られたところ。

 かつて南部から夕張川を遡行すると上流は二股に分かれていて、シューパロ川とパンケモユーパロ川が合流していた。

 二つの川の合流地点であることから、二股、と呼ばれた。大夕張ダムの別名も、二股ダムである。

 大夕張ダムができる以前、この地は函渕と呼ばれ、南大夕張から北部はシューパロ川に沿って切り立った崖と深い谷が続いた。

 

 南大夕張から北部大夕張への鉄道敷設の際には、資材を運ぶ人馬もろとも飲み込む程の谷の深さで、人々に恐れられたという。

白黒写真に着色した画像

 

写真はの地点のあたり

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