八百五十の思い出|ziny
2022-02-03
2022-03-30
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やっぱ、思い出は神社の横道から始まる。
じっくりと夕張岳を眺めてから細道を滑り降りていった。
40年前、小学4~5年生の頃何度か行った。
永森恒夫先生に連れて行ってもらった時もあります。
急斜面を前にしてスキーを担ぎ、第1の壁、第2の壁を汗を流しながら登った。
途中、きつつき(あかげら)の木をつつく音と、がんび(白樺)などの木にいくつも大きな穴があいていたのを思い出す。
ヒュッテのでかい薪ストーブが真っ赤にゴウゴウと燃えていた。
吹き抜けの2階のロフト風の板の間の上でおにぎりを頬張り、泊った。
ゲレンデは自分たちでこいで、踏み固めてならし、滑った。
今思うと最高の自然との共有でしたね。
粉雪を滑り降りてきたとき、ヒュッテの陰から急に人が飛び出てきて激突。
私は無事でしたが、その人は(やっぱ子供だったと思うけど)骨を折るような怪我をしたと思います。
ゴメンなさい。あらためてお詫びを申し上げます。
40年前の痛い思い出です。
(2002年3月23日 記)