2022年 鹿島小学校グラウンド

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2022年5月6日に大夕張に行った時、暖かな春の中で鹿島眺望公園に2時間ほど過ごした。

その間、ひっきりなしに通るバイクや自動車があり、公園となっているこの場所に寄る人もけっこう多かった。

正午から2時くらいまで2時間いたこの日、一人きりになったのは、到着してからの10分くらいだけだった。

その後、鹿島小学校のグラウンドに行ってきた。

国道からグラウンドへ。入り口のところは雨もふっていないのに、水たまり続く。
クルマの足回りが汚れる。それでもいいから、入りたい、一種の踏み絵の儀式みたいなものだ。

 

 グラウンドと国道の間にちょうど教会やテニスコートがあった土手の部分に木立がカーテンのように覆われていて、眺望公園と違って、ただの一人も訪ねて来ることもなく、通り過ぎる車の音と鳥のさえずりだけがきこえているだけだった。

 四方の視界が閉ざされているためか、落ち着く。

 

  何年ぶりだろう。

 

 久しぶりに再会した校庭のイタヤカエデの木は、大きくなり年をとったようにも見えた。同時に周囲の木も伸びて、ちょっとした森の中にいるような気分になる。

 

 ふと夕輝文敏さんの『タイムカプセル』の話を思い出した。

 あのシュンたち3人と同じように「思い出」というタイムカプセルがここには、残っていると思えた。

 

 

十数年ぶりに会ったグラウンドの木は、イタヤ楓は、年をとったように感じた。カエデとその後ろに見える松の木も、ずいぶんと大きく背が高くなっているように感じた。
グラウンドから見た夕張岳
イタヤ楓と夕張岳を両方できるだけ大きく入れた構図でとりたかった写真。これがギリギリ・・・

鹿島小学校の中庭にたっていた木。右手に国道。
教会への階段の後ろを国道が通っていた。

 これを書いていたら、ちょうど今日(5月10日)の朝、junさんの書き込みが「掲示板」の方に、久しぶりにあった。

 私が校庭を訪ねたちょうど次の日、ご夫婦で訪ねたという。

 そこで宍戸先生にも出会ったという。宍戸先生の話では、神社の坂は、足下がじくじくして途中で登るを止めたらしいが、junさんは登ったのだろうか。

 鹿島小グラウンド入り口の泥んこの様子から想像するとなんだか腰が引けるが、こんど行った時には登ってみようか・・・。

(2022年5月10日 記)


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