各町で人口が多かったのは?

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 大夕張の人口が南部地区と合わせて23751人という記録が残っているのが、昭和35年のこと。

 その時が大夕張の人口のピーク。

 南部地区をのぞいても、18659人だった。

 もっとも鹿島地区だけでみると、昭和30年の18778人という数字もある。

 国勢調査のデータやら、住民基本台帳の数字やらで、人口は動いているものだから、「この時」ということはできないのだけれど、一応、昭和30年~昭和35年頃が一番多かった時期といえる。

 

 そこで、上の質問なんだけど、大夕張の各町で人口が一番多かった町はどこの町でしょうか、という質問。

 データは昭和45年時のもの。時期的に南部が発展期にあり人口も増えている時期だが割愛した。

 

 ここで、この先を読まず、答を用意して見て欲しい。

 

 

 

 自分は、これまであんまり考えたてきたことはなかったけれど、 実感的に、友達の住んでいたところや、目で見た景色などから、栄町のアパートの建並ぶ栄町かなあ、4階建のあるアパートがある代々木町かなあと思った。 

 

 昭和45年の大夕張の各町の人口データが、という本に出ていたので、そこから一覧にしてみた。

 順は、南から奥に向かっていこう。

 

 大夕張(鹿島地区)の各町の人口調べ(昭和45年)

明石町234戸815人
千年町420戸1413人
常盤町250戸841人
宝町103戸378人
錦町(泉含む)149戸550人
富士見町233戸820人
緑町279戸1050人
栄町501戸1745人
弥生町226戸963人
代々木町256戸887人
春日町258戸1041人
北栄町(官行)52戸188人
白金22戸77人
2983戸10768人

 栄町、千年町が、群を抜いて多かった。その後に、緑、春日と続く。

 

 当初から炭鉱住宅が建並んだ栄町、商店を中心にした千年町という町の発展を物語る。

 駅前の緑町と並んで、町から最も遠い春日町が戸数のわりに多いのは、戦後建った新しい住宅に妻帯者が多く住んだという経緯もあるのだろう。

 

 解答、最後に一位から並べておしまい。栄町の一位は揺るぎない。

 

1栄町1748人(501戸)
2千年町1413人(420戸)
3緑町1050人(279戸)
4春日町1041人(258戸)
5弥生町963人(226戸)
6代々木町887人(256戸)
7常盤町841人(250戸)
8富士見町820人(233戸)
9明石町815人(234戸)
10錦町(泉含む)550人(149戸)
11宝町378人(103戸)
12北栄町(官行)188人(52戸)
13白金77人(22戸)

※データは、「夕張市の地名豆辞典(鍋谷正雄著)」から抜粋


 

あらかると

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