何もなくなった故郷|石黒静治
2022-05-30
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私は昭和18年生まれ。
鹿島小から鹿島東小に三年生の時に転校し、常盤町5丁目6番地で過ごし、鹿島中学校を卒業するまで居ました。
それからは、ずーと関西にいまして、このたび45年ぶりにこの鹿島地区を訪ねましたが、なにもない故郷に愕然とし悲しく、寂しく、1日中、旧鹿島小跡に、座りこんでいました。
炭鉱地でなければ故郷はあるのに、私には故郷がない。
悲しかったです。
友にも逢えない。 その時にたまたま、インッターネットでのこのHPを発見し、懐かしさで毎日拝見しています。
同級生、同年代のかたがたにあいたいものです。
私は定年から、今は札幌市に住んでいます。
(2006年6月22日 記)