昭和32年大相撲 横綱千代の山・栃錦 大夕張巡業 その2
2022-10-14
2022-10-15
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昭和32年8月2日。
大夕張山神社下、鹿島小学校横にあった特設土俵で行われた大相撲の巡業。
大夕張駅に現れた力士たちを見て、その巨体に目を丸くし、驚いた子どもたちも数多くいた。
力士に、風呂場はつきものだが、緑町の浴場を利用したようだ。
力士たちの入浴を、興味津々のぞいて見ていた少年もいた。
当日の巡業は、街中から大勢の人々を集めた。
後、昭和38年に大相撲入りした当時小学生の霜降少年(後の朝登※)もこの土俵で、横綱栃錦の胸を借りた。
土俵を包んだ人並みは、山神社の山頂まで届くほどのにぎわいだった。
※ 朝登 俊光(あさのぼり としみつ) 最高位は東前頭2枚目(1970年1月場所) 得意技 突き、押し
上の写真では栃錦の土俵入りがみられるが、千代の山の土俵入りは、次のリンクから。
また『二十年史』(大夕張労働組合発行S42)に描かれた当日の熱狂ぶりが伝わる記事を読むことができる。
昭和32年 横綱千代の山・栃錦 大夕張巡業 横綱千代の山と栃錦の巡業風景。 千代の山の横綱土俵入り。(円内は栃錦) 昭和32年(1957年)8月2日、この日は金曜日だ。 平日ではあるが、夏休みの真っ只中。 神社下の教会横に…
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公開(2020-08-04)
更新(2022-10-14)