冬の出来事 |Kawauchi Masami

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 私には忘れられない思い出が2つ有ります。

 

 小学校2年生の時、富士見町のスキー場で遊んでいて身体がだるくなり、いつもの様に、スキーを担いで春日町の自宅へ帰る時、スキーが重くて、カンダハンの金具を両手で持って引きずって歩いていました。

 

 家だと思い、家まで着いて倒れていたそうです。

 

 帰り道の辛さ、今でも覚えています。

 

 実はスキー場に行く前から、身体、こわい感じでした。 スキー場に着いて、一度も滑っていませんでした。

 

 

 急性肺炎でした。

 辛かったの、熱のせいだったのですね。

  

 もう一つは5年生の時。

 

 凍れる日スキーのエッジ(鉄材)を舐めて、取れなくなった事有りました!

 

 あの後、母親から冬は鉄に触っては、ダメと教わりました。

 

  ただ、子供の頃、鉄に触ると『ねっぱる』ということをいろんな所で経験していましたが、エッジの時も好奇心からちょっとだけ舐めてみました。

 

 したら、舌がくっ付き、エライい目になりました。

 

 何故くっつくのか調べたら、

 

『体温で一瞬、鉄と皮膚の間に水が出来て瞬時に凍る』

 

からだそうです。

 

 

(2023年1月9日 記)

 


 

(筆者紹介)

昭和29年6月生まれ三男として 南清水沢で生まれ、2歳の時、緑町に、のち春日町で18歳まで大夕張で暮らす。昭和48年、一時大阪へ転出するが、昭和50年帰郷、南大夕張鉱業所ヘ就職し、平成2年3月の閉山まで勤務。

 



 

思い出の記

 

 

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