冬の出来事 |Kawauchi Masami
2023-01-10
2023-11-10
34630
私には忘れられない思い出が2つ有ります。
小学校2年生の時、富士見町のスキー場で遊んでいて身体がだるくなり、いつもの様に、スキーを担いで春日町の自宅へ帰る時、スキーが重くて、カンダハンの金具を両手で持って引きずって歩いていました。
家だと思い、家まで着いて倒れていたそうです。
帰り道の辛さ、今でも覚えています。
実はスキー場に行く前から、身体、こわい感じでした。 スキー場に着いて、一度も滑っていませんでした。
急性肺炎でした。
辛かったの、熱のせいだったのですね。
もう一つは5年生の時。
凍れる日スキーのエッジ(鉄材)を舐めて、取れなくなった事有りました!
あの後、母親から冬は鉄に触っては、ダメと教わりました。
ただ、子供の頃、鉄に触ると『ねっぱる』ということをいろんな所で経験していましたが、エッジの時も好奇心からちょっとだけ舐めてみました。
したら、舌がくっ付き、エライい目になりました。
何故くっつくのか調べたら、
『体温で一瞬、鉄と皮膚の間に水が出来て瞬時に凍る』
からだそうです。
(2023年1月9日 記)
(筆者紹介)
昭和29年6月生まれ三男として 南清水沢で生まれ、2歳の時、緑町に、のち春日町で18歳まで大夕張で暮らす。昭和48年、一時大阪へ転出するが、昭和50年帰郷、南大夕張鉱業所ヘ就職し、平成2年3月の閉山まで勤務。