駅名板|奥山道紀
2023-01-21
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去年、南部で保存会・シューパロ塾共催で勉強会を開催した時、南大夕張駅の助役であったSさんが昭和30年頃の駅の写真を持って来ていました。
その駅名板も木造・手書きでなにか暖かみの
あるものでした。
いつ頃から鉄製のものに変ったのでしょうか。
手許に北海道新聞・夕張版の記事があります。
昭和37年(1962年)6月9日
『駅名板も化粧直し』-三菱大夕張鉄道-
観光客来訪に備えて
三菱大夕張鉄道の各駅では、駅名板の化粧直しが行われている。
同鉄道沿線の新名所として脚光を浴びたシューパロ湖の観光諸施設の建設に合わせて、同鉄道では駅の建設など、シューパロ湖を訪れる行楽客の出入りに備えて、沿線全域にわたって整備を行っているが、駅名板の化粧直しもその一つ。
「とくに人の目につきやすい駅名板が、ばい煙やほこりで、うすぎたなくよごされていてはせっかくの行楽客の気分もメチャメチャになる」
とこのほど沿線各駅の駅名板をいっせいに塗りかえることになったもの。
(2000年1月25日 記)