ふるさとの味 蕗の煮付け |Kawauchi Masami
竹の子採りの話し、よく竹の子採りでの遭難のニュース毎年出ますが、実はちょっと歩いたつもりが、半径30m 直径60mぐらい歩いています。
しかも、竹の子は並んでいないので、出てる方へ出てる方へと進んでしまいます。
竹の子は竹を潜って採るので方向が分からなくなり、高い木に昇っても熊笹だらけで何も見えません。
私は車に、アンプを付けてNHKのラジオを大音量で、熊避けも兼ねて聞いていました。
今スーパーで売ってる『生のフキ』ぜひ食べてみてください。
生は香りが違います。
ヤマキの麺つゆで味を整えて、鯖の水煮を1缶入れて混ぜながら、10分ぐらい煮て出来上がりです。
フキの皮を剥く時は、鍋に入る様に、なるべく長く切っておきます。
大き目の鍋にフキが完全に埋まるまでを入れ、ぐらぐら煮だてます。
そこへ 切ったフキを入れて煮だてます。
2〜3分かな。そしたら、お湯を捨て、水で冷ましてから皮を剥きます(煮だって無いお湯の中にフキを入れると、茶色くなり色が悪くなります)
煮付けの鍋は切ったフキが入ればいいです。
大さじ3杯ぐらいの油を入れ、フキと絡めて水をフキがしたしたになる位入れ、麺つゆで味を整えて、鯖の水煮を入れます。
鯖の水煮は、横にしないで立てに入れて、箸で突いて適当に崩します。
鯖は美味しいので、余り崩さない方がいいです。
鯖のダシが、フキに染みる様になります。
10分ぐらいコトコト煮て出来上がりです。
初めから、丁度良い味漬けにすると煮詰まった時、味が濃くなります。
上の写真、鯖をもうちょっと箸で崩した方がいいです。
おふくろ達は、鯖の水煮の代わりに、磨きにしんを使っていました。
ぜったい病みつきになりますよ。
(2023年6月2日 記)
(筆者紹介)
昭和29年6月生まれ三男として 南清水沢で生まれ、2歳の時、緑町に、のち春日町で18歳まで大夕張で暮らす。昭和48年、一時大阪へ転出するが、昭和50年帰郷、南大夕張鉱業所ヘ就職し、平成2年3月の閉山まで勤務。