修了級会(昭和18年)

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 大夕張高等尋常小学校~鹿島国民学校~鹿島小学校と、戦前戦後を通して教員として務めていた祖父のアルバムから。

 

 昭和18年(1943年)5月11日の日付とともに、『第13回修了級会』との書き込みがある。ちょうど今年から80年前の写真となる。

  

 昭和18年に開かれた『修了級会』は、今でいうと同窓会みたいなものだろうか。祖父は、高等科女子を担当していた。 

 高等科13回生は、男子が村山豊先生、女子が祖父長谷川安造先生の両担任。(写真中央には当時の伊沢豊久校長の顔も見える。)

 

 この期は、高等科修了が昭和17年3月なので、卒業後二年目の再会だ。

校長や担任を真ん中に記念撮影

 

 『正(し)く 強く 大(き)く』の当時の鹿島国民学校の校訓が掲げられており、50名を超える参加者は、学校に集まって行なわれたようだ。

 

 後ろの壁には和裁の運針を図で示したものが掲示され、床には畳が敷かれている。和裁は当時女子に対する必修科目とされ、和裁室が設置されていた。そこでの撮影となったのだろう。

 

 

  

 

 

 

 

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