明石町 番外地

18016

「大夕張つれづれ」「続大夕張つれづれ」の執筆者、高橋正朝さんが過ごした明石町番外地付近、平成の頃。

 

大夕張から明石町駅を過ぎ、道路に面した家々の並びが途切れると、岩野石油が見えてくる。

 

このガソリンスタンドと、砕石が敷き詰められたゆるやかなカーブの道が心に残る。

 

  

ここまでくると本当に大夕張の街とはさようなら、という気持ちがした。

 

ここを過ぎるとあとは、白銀橋が背中を押すように見送ってくれたのだった。

 

 

1997年頃、立ち退き前には、この写真が掲載された『大夕張~鹿島にくらした日々』によると、白銀橋の入り口に三戸、明石町駅と岩野石油の間には四戸あった。

空き家を含めて九軒の建物があったが、そのうちの七軒の家に人々が暮らしていた。

 

 

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