鹿島で暮らした日々 大夕張 

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表紙の夕張岳の写真は、シューパロ湖畔にあった展望台からの撮影したもの。

 

【書 名】『鹿島で暮らした日々 大夕張』

       明石町/千年町/宝町/錦町/緑町/栄町/代々木町/富士見町

【発行日】平成10年(1998年)2月発行

【編 集】 夕張シューパロダムふるさと誌編集委員会

【監 修】 北海道開発局石狩川開発建設部

      夕張シューパロダム綜合建設事業所

【発 行】 財団法人 北海道開発協会


【目 次】

 グラビア 大夕張の四季と今昔

 (中略)

 第1章 夕張のあらまし

 1 夕張市の位置

 2 山岳および河川

 3 地形・地質

 4 気候

 5 動物

  ■哺乳類 ■鳥類 

  ■両生類・は虫類 ■魚類 ■昆虫類

 6 植物

 7 あゆみと今

  ■先史時代 ■石炭の発見 ■石炭産業の発展

  ■戦時中の夕張

  ■全盛期の夕張 ■炭鉱の閉山

  ■新生夕張をめざして

 第2章 大夕張の生活のあゆみ

 1 大夕張の自然

  ■地勢 ■気候

  ■大夕張ダム ■シューパロ湖

  ■夕張岳 ■夕張岳登山

  ■高山植物

 2 大夕張の夜明け

 3 大夕張の生活

  ■人口

  ■昭和38年当時の街並みの様子

  ■住宅

  ■発電所

  ■水道

  ■通信 ■警察

  ■消防

 4 大夕張の交通

  ■鉄道

  ■道路

 5 大夕張の石炭

  ■大夕張炭鉱のはじまり

  ■採炭法の変遷

  ■炭鉱災害

  ■大夕張炭鉱労働組合 ■大夕張炭鉱の閉山

 6 大夕張の産業

  ■商業

  ■林業

  ■工業 ■農業

 7 鹿島南部地区の分町問題

 8 小児マヒの流行

 9 大夕張の神社・寺院

 10 大夕張の祭り・イベント

 11 大夕張の教育

 12 町を閉じる1年を振り返って

   運動会

   自衛隊登山訓練・町民との交歓会

   灯籠流し

   仮装盆踊り

   鹿島小学校閉校記念式典

   鹿島地区解散記念式典

   集団移転

   

第3章 座談会 ”大夕張の思い出を語る”

   入植当時の様子

   大夕張の始まり

   鉄道だけが頼りの交通網

   商業の発展

   分町問題

   鹿島のお祭り

   人口増加で次々と学校が開校

   小児マヒの発生

   炭鉱の事故

   炭鉱の生活

   大夕張炭鉱の閉山

   炭鉱閉山後の大夕張

   新ダム建設の引き金

   座談会の締めくくりとして

第4章 思い出の記

   炭鉱喪失に思う 

   過ぎ去りし日の大夕張駅

   有り難う『大夕張』

   さらば湖底に沈む古里よ

   山麓の谷間に花咲かず

   大夕張を偲んで

   沈む山郷に思う

   大夕張を偲び

   「夕東魂」の生れたところ

   鹿島魂よ永遠に

   鹿島小学校閉校式

   閉山と共に消えた裸詣り

   鹿島とともに

   地域とともに

第5章 個人史

   鹿島地区全体図

   鹿島地区住宅位置図(1) 明石町・千年町

   鹿島地区住宅位置図(2) 千年町・錦町・宝町

   鹿島地区住宅位置図(3) 千年町

   鹿島地区住宅位置図(4) 錦町・富士見町・宝町・緑町

   鹿島地区住宅位置図(5) 富士見町・栄町

   鹿島地区住宅位置図(6) 緑町・栄町・代々木町

第6章 夕張シューパロダム事業概要

 1 損失補償基準交渉経過

 2 事業の必要性

 3 ダムの役割

年表

編集委員会

編集後記


COLUMN

 1 夕張の地名の由来

 2 ハコ岩の伝説

 3 大夕張ダムの伝説(悲恋カセナとマライ)

 4 夕張岳の「高山植物群落及び蛇紋岩メランジュ帯」国の天然記念物に指定

 5 鹿島地区町名の変遷

 6 石炭と共に働いたSLよ 静かにやすみたまえ

 7 大夕張の歌

 8 炭鉱用語

 9 歴史文化遺産物位置図

 10 鹿島地区各町のプロフィール


   

   

  

     

1件のコメント

  • 目次を一通り眺めるだけでも地域の歴史が網羅的に取り上げられている。
     
    以前、ふるさと大夕張では、この本について次のように紹介していた。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    【紹 介】
     水没に伴い,地域を離れなければならなくなった方々の大夕張への思いと思い出の写真が綴られ,あわせて大夕張の歴史をふりかえってまとめてあります。個人史の中には私の同級生の親御さん達が何人もいました。全283頁,フルカラーの大変豪華な本です。
    【発行日】
    平成10年2月
    【発 行】
    (財)北海道開発協会

    ※ふるさと誌ということで,地元住民の方々や大夕張会を中心に配布されたようです。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    上にあるように、当時最後の住民となった154家庭の住宅地図とそれぞれの思いや歴史が語られている。
    貴重な個人史が中心の本だ。

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