音の思い出|ziny
2023-08-25
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「大夕張の音」
このフレーズに古い記憶が・・・。
昭和35年頃の小学生時代の記憶でしょうか。
昼過ぎから夕方近く、一人でいたのでしょうか。
代々木町2丁目の家の中は静か・・・。
屋根のトタンに、パタ、パタ、パタ、長屋のトタン屋根にパタッ、パタッ、パタパタパタ、タンタンタンタン、パタパタパタと降る雨の音。
春から秋の音です。
なんとなく寂しい思いでした。
冬
屋根は音はしませんでした。
深々です。
冬は雪道を歩く時の粉雪を踏みしめるきゅっ、きゅっという音。
踏む足に力を入れて、キュッ、キュッとゴム長靴でしっかりと歩きました。
今思うとすてきな音ですね。
そして、家の中ではごうごうとフジキ式のストーブが燃えていました。
大夕張の音の思い出です。
朝
いつも磯次郎の沢の方からカッコウの鳴き声が聞こえてきました。
懐かしき故郷のよき時代の頃の思い出です。
(2006年7月23日 記)