秋枯れの街へ その6 午後1時の太陽
2023-11-30
2024-01-27
28732
時計を見た。
場所は『旧鹿島小学校グラウンド跡地』入り口。
太陽は西の山の陰に隠れようとしていた。
まだ午後1時になったばかりだった。
ここは、かつて山神社への参道入り口、鳥居が立っていたところ。
ふりかえると、今もまだ写真のようにくの字になった坂道が残っている。
11月から12月の冬至にかけて、昼から夕方にかけて、大夕張の街を山の影が冷気とともに急激に覆っていく。
そのスタート地点に立っていた。
秋はつるべ落としという言葉をまさに実感していた。
午後1時半、陽が陰る湖畔の道を帰路についた。