大夕張山歩記 山菜採り 5月 

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最近は5月に入ると札幌のスーパーにも生フキや、ウド、アイヌネギなど山菜が店頭に並ぶ。

シイタケは食材として色々活用されるが、バター焼きは我が家では弁当のおかずの一品によく入っていた。

アイヌネギは、行者ニンニクともいい、コゴミとともに醤油漬けにして食べた。

 

大夕張に住んでいたころに山で採った経験があるのは、蕗とウドくらいであとは、食べた経験しかない。

大夕張をでてからは、山菜採りをしたことはほとんどない。

    

フキの煮物や、ウドの酢味噌和えなどとともに、これらは忘れられない故郷の味でもある。

アイヌネギ

『鹿島のあゆみ』(昭和53年刊)鹿島小学校米沢作朗先生が書かれた文章から、2回目。5月の記。

 

 


山菜採り

5月

コゴミ・アイヌネギ

メーデーがおわる頃、残雪の斜面や湿地にコゴミがのびる。

ひらかないものがよい。

アイヌネギ(アイヌニラともいう)も日当たりのよい斜面に顔をだす。

においが強くすぐわかる。

春シイタケ

虫がつきやすいので、保存よりバター焼きなど、運動会のごちそうとなる。

ナラの木につく。

 

ウドウ

ウドウ(ウドともいう)も6月中旬まで斜面や沢のがけに顔を出す。

葉が開かないうちにとる。

山の肉ともいわれるほどで、アクが強いが、酒の肴にはかかせない。

 

以下 続

 

 

(米澤作朗氏記 『鹿島のあゆみ』より)

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