大夕張山歩記 山菜採り 7月8月
2024-05-21
2024-06-01
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北海道ではナラタケの別名でボリボリという。
自分は、ボリボリという語感になつかしさを感じる。
「ボリボリとってきたから」と、近所のおじさんからよくお裾分けをいただいていた。
我が家では、味噌汁やてんぷらにして食べるが多く、おいしかった。
住宅地も山の中にあるようなものだから、ちょっと道を外れると、キノコが生えているような場所もよく見かけた。
でも、よく似た毒キノコがあるとから、自分で安易にキノコをとったり、口に入れてはいけないと親からきつく言い聞かせられていた。
実際に『毒キノコにあたった』という人の話も聞いた。
まあ、食べることは好きでも、キノコを採ることには興味がなかった子供だったので、その心配もなかったのだけれど・・。
タモギタケは、ヒラタケのなかま。
何れも今では食用キノコとして、栽培もされている。
山菜採り
7月
タモギ
中旬から8月にかけ、夏のキノコ採りは、タモの木につくタモギ採りである。
味噌汁にして美味。
8月
ボリボリ
8月中旬~下旬ころ、ボリボリの一番こが出る年は不作と考えてよい。
これは一週間ほどで終わることが多い。
以下 続
(米沢作朗氏記 『鹿島のあゆみ』より)