大夕張山歩記 山菜採り 9月

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秋、9月は、まさにキノコ狩りのシーズン。

ラクヨウは、ハナイグチといい、北海道ではボリボリと並んで、キノコ狩りで人気があるようだ。

 

 

自分は、ラクヨウとボリボリくらいしか知らないが、キノコもいろいろな種類や呼び名があり、奥が深い。

 

自然に恵まれた大夕張の暮らしの中で、愛好家の人たちも多かっただろう。

  

写真は、草地のナラタケ(ボリボリ)。

 


山菜採り

9月

きのことり

この時期こそ、きのこ採りで林道が駐車場と化す。

まず、シメジ類が毎年定位置にでそろい、そしてコガネタケが山道ぶちで見られる。

ナラタケ(ボリボリ)は、伐採後の木枝や下草かりあとの草わら、竹笹やぶなどからとれる。

エゾナラタケは主として松、ガンビ、ナラなどの木株やその周辺に密生する。

ラクヨウは、若い唐松林に出る。

落葉松からでるので、この名があるが、別名マツボリボリとか、アワダケともいう。

 

 

シイタケ、マイダケはキノコの王様でナラの木にでる。

今では尾根まで登らなければならない。

シイタケは木を傷めないようにすると、毎年同じところにでるが、マイタケは一年おきとか二年おきである。

 

黒マイダケと、白マイダケがあり、山のベテランでなければ無理である。

ほかに、ハツタケカノコダケムキタケもある。

 

以下 続

(米澤作朗氏記 『鹿島のあゆみ』より)

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