大夕張山歩記 山菜採り 9月
2024-05-22
2024-06-01
36339
秋、9月は、まさにキノコ狩りのシーズン。
ラクヨウは、ハナイグチといい、北海道ではボリボリと並んで、キノコ狩りで人気があるようだ。
自分は、ラクヨウとボリボリくらいしか知らないが、キノコもいろいろな種類や呼び名があり、奥が深い。
自然に恵まれた大夕張の暮らしの中で、愛好家の人たちも多かっただろう。
写真は、草地のナラタケ(ボリボリ)。
山菜採り
9月
きのことり
この時期こそ、きのこ採りで林道が駐車場と化す。
まず、シメジ類が毎年定位置にでそろい、そしてコガネタケが山道ぶちで見られる。
ナラタケ(ボリボリ)は、伐採後の木枝や下草かりあとの草わら、竹笹やぶなどからとれる。
エゾナラタケは主として松、ガンビ、ナラなどの木株やその周辺に密生する。
ラクヨウは、若い唐松林に出る。
落葉松からでるので、この名があるが、別名マツボリボリとか、アワダケともいう。
シイタケ、マイダケはキノコの王様でナラの木にでる。
今では尾根まで登らなければならない。
シイタケは木を傷めないようにすると、毎年同じところにでるが、マイタケは一年おきとか二年おきである。
黒マイダケと、白マイダケがあり、山のベテランでなければ無理である。
ほかに、ハツタケ、カノコダケ、ムキタケもある。
以下 続
(米澤作朗氏記 『鹿島のあゆみ』より)