湖畔亭での食事風景 古新聞のエプロン
シューパロ湖畔の『湖畔亭』、ラーメンや、カレーライスの話は、『思い出ばなし』にも出て来た。。
写真は、北海道名物ジンギスカンである。
ふるさとの「雄大な夕張岳と青く輝くシューパロ湖」を眺めながらのジンギスカンは、格別だったろう。
新聞紙に穴を開けて、そこから首を出して、遊んでふざけている・・・のでは、もちろんない。
これを読んでいる諸先輩やご同輩たちには説明も不要だろうが、今でいう『紙エプロン』の変わりである。
もちろん店の方から提供されるれっきとしたサービスである。
普段の家庭生活においても、古新聞は捨てずに取っておき、日常生活の中で様々な用途で使われ重宝した。
学校にもっていって図工の時間に使ったりもした。
そして、これら使われた古新聞は、もちろん白黒であった・・・。
そんなことも、説明しなくてはわからない世代が増えているだろう。
ジンギスカン鍋とガスコンロ、麒麟ビールの瓶・・・・それらが乗った、折りたたみ式のテーブル。
テーブルは、ほとんと似たような形のものが、我が家にもあった。
大夕張にいたときも大夕張を出たあとも、40代の頃まで大夕張の頃からずっと使っていた。
だから写真に着色したのは、当時の我が家で使っていたテーブルの色だ。
我が家では、普段壁に立てかけておいて、(写真の後ろに見えるように)誕生会や、大みそかの夜、お客さんが来るという特別な日に脚を開いて使った。
そして、テーブルの上を母親の手料理が並んだ。
そんなこともあってか、古さをあまり感じず、妙に親近感を感じる写真である。
湖畔亭での食事風景
昭和40年代、転居後、父が仕事で北海道に行った時、大夕張に寄って叔父叔母と湖畔亭で食事した時の模様。
湖畔亭内部も珍しいかと。
(2024年4月)
湖畔亭が開業したころ