1997年の街歩き 大夕張炭山駅駅舎
2024-09-18
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1997年 故郷を訪ねての街歩きは、残っていた大夕張炭山駅の駅舎の場所から始った。
そこは、自分が知る大夕張の街の出発点で、この先の営林署や工場地帯の建ち並ぶ「官行」との境目にあたる場所だった。
周辺の草地には線路が通っていた痕跡などみじんもなく、壁も剥がれ落ちていた。
真新しいペンキで塗られた真っ赤な屋根が印象的だった。
昭和52年頃、ボランティアの学生達が過疎化の進む大夕張に入り地域活性化の為に奮闘した中で、大夕張炭山駅舎の屋根のペンキ塗りの活動も行なったという話を聞き、当時の風景もこうだったのだろうかと思った。