1927年(昭和2年)

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  • 3月 17日,専用鉄道北部延長工事申請。
  • 4月 8日,本店,技術部沢田技師,はじめて工事予定線を踏査。 10日,大夕張砿直轄鉄道係設置,事務所を用度係事務所(既成線終点4哩70鎖の山川附近)内に置くこゝとした。
  • 5月 中旬,専用鉄道延長工事担当者として沢田技師発令。 22日,沢田技師着任。
  • 6月 10日,美唄礦業所から独立し,「三菱鉱業株式会社大夕張礦業所」となる。初代所長勝呉英氏。  15日,専用鉄道北部延長工事認可、監第1494号。
  • 7月 11日,北部開発鉄道係設置,鉄道係主任沢田技師発令。  22日,帝室林野庁より工事承認を受ける。
  • 8月 12日,馬鉄工事予算7万余円にて大井、梅原組に決定。 18日,鶯沢橋梁基礎工事着工(梅原組)。 22日,吉野沢橋梁基礎工事着工。 25日,香椎沢橋梁基礎工事着工。  28日,旭沢橋梁基礎工事着工。 31日,第1期道床工事完工
  • 9月 1日,第2期道床工事(大井組,梅原組請負)及び馬鉄工事着工。 8日,竜田沢付近にて熊射殺。 13日,五十鈴沢橋梁基礎工事着工。15日,向田幸蔵夕張町長他来賓出席のもと、初代勝俣英所長司祭の通洞開鑿地鎮祭が行われる。大夕張礦業所、北部大夕張通洞開削に着手。(初音沢付近)  28日竜田沢橋梁,基礎工事着工。
  • 10月 6日,通洞完通。 11日,五十鈴沢橋梁基礎工事完工。12日,大夕張鉄道北部延長工事の為,馬鉄が敷設完成。馬車軌道完成により請負人佐藤庄太郎により機械及び物資の搬入を開始。5哩65鎖附近の馬匹難所である巻上線脇の岩山上に佐藤組馬頭観音を建立。 14日,鶯沢橋梁,基礎工事完工。 29日,吉野沢橋梁,基礎工事完工。 30日,竜田沢橋梁,基礎工事完工。
  • 11月 2日,明石沢橋梁,基礎工事着工。 4日,第3期道床工事着工(小樽在住の橋本組請負)。沿線渓沢の名称が決定。(1号の沢 鶯沢,2号の沢 吉野沢,3号の沢 五十鈴沢,4号の沢 香椎沢,8号の沢 明石沢,5号の沢 旭沢,6号の沢 竜田沢,7号の沢 宝沢, 名取沢,初音沢。)  中旬)橋梁橋桁の入荷を始める。 22日,香椎沢橋梁,基礎工事完工。 26日,明石沢橋梁,基礎工事完工。 27日,旭沢橋梁,基礎工事完工。
  • 12月 通洞入口(初音台)に建てられた事務所,職員合宿,鉱夫合宿使用開始,140名(世帯持ち-鉱夫のみ-24名)。
  • 真宗本願寺派願正寺設立(炭鉱開発と同じ頃入植,山野を開きながら布教。寺号公称昭和22年)
  • 【夕張市人口 47983 : 大夕張地区人口 - 】
  • 【社内炭砿人員:951】
  • 【出炭量:100.048t 累計:1.078.687t】
山史橋梁配置図
『三菱大夕張鉄道山史』図面より 進藤義郎氏作成

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