昭和28年学校概要|鹿島小学校(4/22)

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全22ページ (4/22) 夕張市立鹿島小学校沿革 1創立 2校舎の変遷

大夕張 鹿島小学学校 学校概要 昭和28年
二十五周年記念 学校概要 昭和28年10月1日 夕張市立鹿島小学校

 

1 創立

明治39年、京都合資会社が、南部大夕張の開坑採炭に着手。その後、大夕張炭礦会社が創立され事業を継承したが、大正元年に三菱礦業株式会社が買収して経営することになった。

以来南部大夕張の開発とならんで北部大夕張の調査も十数年にわたって進められ、愈々その有望なることが認められて、昭和元年に開坑の運びとなった。

開坑にともない住宅地として帝室林野局(営林署)の所有地を、東西500間、南北700間(※1間=約1.8㍍)の借用許可を受け、礦員住宅400戸、社員住宅62戸等と共に、北部大夕張諸建築のさきがけをなして、昭和3年6月6日敷地3600坪、総工費4万2200余円をもって本校の建築に着工し、昭和3年9月12日主夕張尋常小学校位置指定の認可を受け、同年9月15日校舎が落成して、佐藤勇蔵初代校長(現夕張市紅葉山厚生院長)小林清次訓導(夕張市立鹿島東小学校教諭)が任命され完了したのである。

2 校舎の変遷

★昭和3年9月15日校舎新築。教室(延160坪)。職員室(4坪)。宿直室(4坪)。湯呑場(5坪)。小使室(5坪)。現在の西側便所(25坪)。渡り廊下等 延 総計351坪7合5勺。木造2階建。亜鉛板葺内真壁仕上げにて落成す。「総工費4万2200余円」

★昭和4年4月 2階建教室、7(延140坪)、事務室(20坪)、応接室(10坪)、理科器具室(10坪)、物置2ヶ所、玄関(児童20坪、職員9坪)、廊下(121坪)等、延338坪5の校舎増築が三菱礦業所株式会社工事によって「総工費2万4600余円は礦業所より町役場へ寄付」

★昭和8年9月 運動場(120坪)、廊下(17坪)新築竣工す。「工費7200円三菱礦業所の工事にて礦業所に多大の負担をかけて竣工せり」

 

 

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