大夕張鉄道時刻表(昭和35年/昭和37年)

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1960(昭和35)年7月1日改正時刻表(夕張タイムス掲載)
1962(昭和37)年1月15日改正時刻表(交通公社版北海道各線時刻表)

昭和35年7月1日、昭和37年1月15日改正時刻表  【奥山道紀】

シューパロ湖沿いの道路が開通する前まで「陸の孤島」と呼ばれた大夕張。外部と連絡する三菱鉱業大夕張鉄道もよく「唯一の生命線」と呼ばれます。

さて、その「唯一の生命線」にどの程度列車が運行されていたのでしょうか。

画像は1960(昭和35)年7月1日改正時刻表(夕張タイムス掲載)と道路開通直前の1962(昭和37)年1月15日改正時刻表(交通公社版北海道各線時刻表)。ほぼ最盛期の時刻表と思います。

1960年の時刻表では大夕張炭山・清水沢間に不定期(会社公休日に必要に応じ運行)の旅客列車が1往復、混合が6往復、更に南大夕張・大夕張炭山間3.5往復、明石町・大夕張炭山間に2.5往復設定されています。

この当時は機関車も6両しか無く結構忙しかったのかも知れません。

ちなみに不定期列車は鹿島中学校等の修学旅行の際の臨時列車の運転時刻とほぼ同一です。


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