大夕張つれづれ■長子としての沽券■高橋正朝 #9
2020-05-14
2020-08-19
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私が鹿島東小学校5年生のとき、小学校3年生だったすぐ下の妹に、夏休みのワークブックの国語で、漢字の読み方を訊かれました。
「 意見 」を「 イミ 」と教えました。
夏休みが終わり、8月下旬か9月の初めごろ、「お兄ちゃん、ウソ教えた」と言われてしまいました。
鹿島中学3年生の冬休み、ワークブックを開いていました。
美術の項目である絵が写真で載っていました。
それは、 ピエート・モンドリアン の作品で、題材は「 木 」です。
具象画、半具象画、抽象画 を同じ題材「 木 」で並べた有名なものです。
4歳年下の、鹿島東小学校5年生の弟が、同じちゃぶ台で勉強していたのですが、私の開いていたページを見て、「お兄ちゃん、遅れている」と言われました。
何と、弟の冬休みのワークブックにも、同じものが載っているではありませんか・・・・・・
4歳年下の弟のワークブックと私の持っていたワークブックの内容の一部が同じなのは、私のせいではありませんが、爾来、何となく4人兄妹弟の長子としての私の沽券はありません。
高橋 正朝 ( たかはし まさとも ) 2009/12/30 _ 10:06:51