『ふるさと大夕張』を再開した日

20840

 12月8日は、何の日。 昭和16年太平洋戦争の開始された日として有名ですが、個人的には『ふるさと大夕張』を10数年ぶりに更新を再開した日です。今日で、一年になりました。

 『ふるさと大夕張』は、『1丁目1番地』として今も存在していますし、更新の再開にあたっては、この『2丁目3番地』の『備忘録 1丁目1番地』に詳しい・・・ってなんだか、わけわからない文章になりますのでやめます笑。

 一応、節目と考えて、現在に至るまでを、例によって、個人的な話ですが、ふりかえって記録しておきます。

 更新開始の日、次のように書きました。

 『今はインターネット上でも大夕張の情報を検索すればあふれるように出てきてきます。いまさらという気持ちがないわけではないですが、ここでは「ふるさと大夕張の備忘録」として、「ふるさと大夕張」の更新の情報や、あらためて写真や資料の紹介等ができたらなと考えています』

 「いまさら、何の意味があるのか」と思いつつ、おそるおそるBLOGという形から、少しずつ進み始めました。データ更新の仕方もすっかり忘れてしまっていました。そもそもデータ更新をするためのソフトウエアをPCに入れる作業から始まりましたが、なんとか、勘を取り戻していきました。

 更新と同時に、フェイスブックと、Twitterにも『ふるさと大夕張』のアカウントを立ち上げました。こちらにもデータをあげていきました。旧知の方と少しずつ、糸がつながり、新しく知り合った方も増えていきました。

 あつかましく、こちらから、半ばあてずっぽうで申請を送らせてもらったりもしましたが、受けていただいて嬉しかった反面、連絡が付かなかった方も多く時間の流れを感じました。

 サイトの方向性を巡っては、昨年の12月から2月にかけて、本当に、試行錯誤。

 BLOG形式の更新情報という形を借りて、『ふるさと大夕張』の過去と自分の関わりをふり返りつつ、手直しをしていきましたが、正直なところ、ホームページビルダーでのサイト作りには、限界を感じていました。

 ようやく、このWordPressというサイト構築の手段にたどりつき、更新の練習と、やり直しの時間を経て、2月の『ふるさと大夕張2丁目3番地』開設までたとり着くことができました。

 おかげさまで、ご近所づきあいが、少しずつ広がっていくように、アクセスも一定数あり、現在に至ります。当初の目的だった『ふるさと大夕張』のデータをもってくるというのも順調です。

 今後も、旧『大夕張掲示板』や、旧『住民登録』の投稿を、現在の『夢の街』や、『住民登録』に整理したり、新しい写真や資料などを加えて行きます。現在やってるように、写真に色を付けて、白黒の大夕張をカラーにするというのは、モノクロの世界が一変するようで、自分にとっては楽しく、続けて行きたいことの一つです。

 

 私の大好きな夕輝文敏さんの『約束』という作品の中に、クリスマスの夜、武と正春が主人公に向かって、「俺たちが忘れない限り、学校だって、この街だって消えたりしないさ、俺たちだっていつまでも・・・」と言いつのる場面があります。

 語り続ける限り、忘れてしまわない限り、生き続ける。ことを信じて。

「いまさら、何の意味があるのか」昨年感じた疑問に見つけた答えがあるとするならば、それは、上の言葉の中にあったといえます。

 その意味で写真の投稿や、寄稿して下さる方がいれば、今も大歓迎です。一緒に『大夕張』という記憶をたどっていきたいです。

 

 ↓関係する記事

去年の12月から今年の2月までのBLOG。『ふるさと大夕張2丁目3番地』のスタートまで、最初の投稿。

↓夕輝文敏さんの『約束』はこちらから


備忘録

2件のコメント

  • まささん、再始動一周年お疲れ様です。
    ふるさと大夕張のときからの、仲間にもこの十数年色んな出来事があったと思います。
    それでも、またこうして、大夕張に帰って来れたのですから、僕らは幸せ者てます。
    僕らが忘れない限り、大夕張はすぐそこにあると思います。
    これからも、この幸せを、多くの人々と分かちあえればと思います。

    • としさん、いつも励ましのことばありがとうございます。勇気づけられます。
      こうして変わらずに続けていられることが、本当に貴重でありがたいことだと最近思うことしきりです。
      これからも末永くおつき合いお願いします。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アップロードファイルの最大サイズ: 5 MB。 画像, 音声, 動画, 文書, スプレッドシート, 対話型, テキスト, アーカイブ, コード, その他 をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ