昭和28年頃、「スキー場」と云えば、ここのことだった。正式には、富士見ヶ丘スキー場というのだそうだ。左手に大きなジャンプ台があった。この写真にもそれが写っている。中腹の小屋が見えているあたり。 -大夕張風物 – 富士見ヶ丘スキー場
ロープにつかまって登る機械、ロープトゥというのだそうです。大夕張を出てから知りました。昭和31年に設置されたと岳麓の里には書いてありました。大夕張時代はこれがすべてで、もちろんリフトなるものは名前も知りませんでした。確か、鹿島小学校の閉校式の頃も設置されてありました。
札幌に住むようになって、手稲オリンピアに行った時、子供用のスキー場にもありました。懐かしく思い、つかまって上まで行こうとしましたが、甘かった。
引っ張り上げるロープの強さに驚いた途端、バランスを失って転んでしまいました。
重心を低く、足がしっかり雪を捉えていないと簡単に転んでしまうことをあらためて知りました。
大夕張でスキーが人並みに滑ることができるようになったのは、このロープトゥに足腰を自然と鍛えられていたわけですね笑。
私の亡き父も確か、大晦日に松明片手に滑り降りてた記憶、懐かしいです💧☺️
この写真、何かすんごくいいなあ。
「裸まいり}
元旦の夜。安全祈願を終えた男達がここをゆっくりとボーゲンで滑り降りてくる。手にしたたいまつがの、きらめきだけが真っ暗なスキー場で輝き、神社から曲線を描きながらゆっくりとおりてくる夜の幻想的な光景を忘れることはできません。