食憶(その2 食堂のお話)|長谷川潤一
2021-02-01
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一回目の投稿からだいぶ間が延びました、のびついでの話でラーメン話を。
当然のこと、池田屋さんは幅広いメニューでメジャーでした。
思い出すのは、薄口色のスープのラーメン、ゆで卵などを抜いた「かけラーメン」、値段を抑えた「学生ラーメン」。
そして永遠に忘れられない味なのが、たこ頭型の銅板焼き饅頭「ぱんじゅう」です。
一個5円でした!
が、後に7円になって10円玉で2個食べられなくなりショックでした・・・。ちょっと下がったあいばさんは、少し辛目のカレーやカツ類などが美味しかったと憶えていますが、育ち盛りで何でも美味しかったです?。
それとやはり5円10円売りのアイスキャンディ類が忘れられない味です、今年のように暑いとなおさら思い出します。
が、しかし、後発ながら私目にとって非常なインパクトをばもって現れたのが、だるま屋さんでありました。
濃い口辛目の「みそラーメン」の登場です!!
スープひと口でホカッときて、麺は硬めで濃い黄色、ごま風味の油が膜になり、深めのドンブリで「はーい熱いですよー」とテーブルに置かれたラーメンは、ほんとにアツアツ。
フーフーさます甘口猫舌の子供なんんかは来るんじゃねーと言っているようでした。
口んなかの皮が剥けるくらいの勢いで食べるという、狭い店内で寄り添うように食べる「大人の味のラーメン」でした。
暑さも終わり?ラーメンの季節に入ってきましたようで、主観100%の食憶でした。
若菜に「ぱんじゅう」屋さんがあるんだけど、最近どなたか、お口に召されましたでしょうか?・・・
(1999年09月12日 記)